「インターネットの通販で買い物をして大丈夫かな?」
「商品の購入の仕方がよくわからないけど親切に教えてくれるだろう」
「よく詐欺の話を聞くけど大丈夫だろう」
インターネットが普及する中、ネット販売はますます日常の一部となっています。
しかし、インターネットでの購入歴が少ない方にとって、詐欺のリスクが心配です。
特に日常的にネット通販を利用していない人には、家族の安全と経済的な安定を守るためにも、詐欺への対策を知っておく必要があります。
本記事では、「詐欺」「ネット販売」「プリペイドカード」をキーワードに、インターネットでの詐欺を防ぐための方法を詳しく解説。
詐欺に遭わないでお得な物を購入できるネット販売をうまく活用しましょう。
インターネット上には詐欺を目的とした偽のサイトや不正行為を行う者が数多く存在します。特に、インターネットでの購入歴が少ない方にとって、詐欺に巻き込まれるリスクは高いです。詐欺に遭わないためには、サイトの信頼性を確認し、安全な取引を行うことが不可欠です。
ネット販売での詐欺とは
ネット詐欺とは、オンライン上で個人情報や金銭を騙し取る行為です。
詐欺の手口は年々巧妙化しており、詐欺被害はまだまだ増加傾向にあります。
実際の店舗で現物を見て、その場で金銭と交換で購入するのではなく、商品が届くまで時間が掛かるのがネット販売です。
しかも現金は先払いや着払いが多く、あとで欠陥商品が届いたり、商品自体が届かなかったりします。
ネット犯罪について主にどのような物があるのかを見ていきましょう。
- フィッシング詐欺
- 通販詐欺
- オークション詐欺
- プリペイド詐欺
これらは詐欺の中でも多くの方が被害に遭っていますが、詐欺犯と見極めができずに被害数も増えています。
特に詐欺被害は初心者には多い被害事例です。
フィッシング詐欺
信用できる機関を装って、メールや偽のウェブサイトを通じて個人情報を取得しようとする手口です。
SNSなどで簡単に儲けられる、簡単に痩せられるなどの宣伝で客を集めて契約に必要なことを聞き出すために住所や名前、生年月日、金融機関の口座番号や名義を聞き出したうえで、暗証番号まで聞き出されます。
暗証番号を聞かれるのはまずいと思って言わない人が多いですが、注意が必要です。
これらの情報は相手のプラットフォームに無料登録することが多いのですが、操作が複雑なので相手と画面共有をしながら行うことが多いでしょう。
この時に暗証番号を入れると暗証番号の欄は※マークなどで表示されなくなっていますが、相手の画面にはどのボタンを押しているのかが見えているのです。
このようにして暗証番号まで盗まれます。
あとはネットバンキングであなたに成りすましてあなたの預金を自分の不法に得た口座に送金するのです。
通販詐欺
実際に商品を発送しない、もしくは偽物の商品を送るネット販売サイトを利用した詐欺です。
中には注文後に「在庫切れで商品を送れないので入金したお金を返します」と良心的な対応を見せてきます。
しかし、返金の方法が複雑であったり、こちらからの返金要求書のバーコードが使えないなどと言ってあなたの銀行口座に入れるという場合もあるでしょう。
この時もなぜか送れないというと思います。
そのために「一度そちらから送金をしてみてください」「送金したお金は元の購入金額と一緒に返金するのでダイジョブです」と言うのです。
そこで送金すると送金は成功します。
では問題がないので返金操作をお願いすると、「あなたの口座がブロックしている」などと言って「明日の朝、銀行に相談に行ってください」と言い、その後は音信不通になるのです。
もちろん、商品は届きません。そして料金と入金テストしたお金が奪われた状態です。
例えば「税」は「稅」、「値」は「值」など日本人なら日常で使う事のない漢字に変換されているのは日本以外の漢字圏で翻訳され、日本で使う漢字を知らない人がそのまま使っているのです。
つまりキチンとした会社ではないことがうかがえます。
インターネット上には詐欺を目的とした偽のサイトや不正行為を行う者が数多く存在します。
特に、インターネットでの購入歴が少ない方にとって、詐欺に巻き込まれるリスクは高いです。
詐欺に遭わないためには、サイトの信頼性を確認し、安全な取引を行うことが不可欠です。
この手の詐欺はメールだけではなく、LINEなどに誘導してきます。
自分たちを返金担当の会社の度と偽っていますが、音信不通になるとLINEもすぐに削除されます。
オークション詐欺
オークションサイトでの詐欺で、落札者に商品を送らなかったり、出品者が代金を受け取った後に商品を送らないケースです。
こちらも商品が売り物なのかオークションでの物品なのかの差で、基本的には通販詐欺と同じような手口が多いでしょう。
相手の名前や住所、連絡先などをネットで先に検索してみると、「怪しい」といった書き込みがあれば購入はやめておくべきです。
プリペイドカード詐欺
プリペイド詐欺とは購入料金の支払い時にプリペイドカードで支払うように指示されることでお金を騙し取られる詐欺です。
プリペイドカードはコンビニなどで購入できます。
金額は1,000円から50,000円などの高額まであり、中には金額を指定できるものもあります。
大事なのはカード自体ではなく、その裏面に隠してある番号や暗号なのです。
この番号などを誰かに知られることでカードの残高を不正に搾取されることがあります。
ネットでは安心して買い物をしようとする客に対して、騙し取る目的で物品の販売を行っている輩も一定数存在していることを理解しておきましょう。
ネット販売でプリペイドカードで購入時に注意すべきポイント
遠くの店まで買いに行ったり、どこにお気に入りの商品があるのか探すまでお店を回る必要がなく購入できるネット販売は非常に便利なシステムです。
しかし店員と直接、金銭や商品の受け渡しをするのではないので危険度は高いと言えます。
相手の店員が本当に商品を送ってくれるのか、違うものや粗悪な物を送ってこないだろうかが店頭で買うときにはない危険度です。
ネット販売を利用する際には、以下の点に注意することで詐欺を未然に防げます。
- 信頼できるサイトを選ぶ
- 個人情報の管理
- 不審なメールやリンクに注意
- 販売者の情報
詐欺に遭ったあとで上記の点を見直すと不審点はたくさん見えてきます。
しかし購入時は詐欺に遭っていると思っていないので、不審点を追求することを個経ってしまうのです。
詐欺に遭っているかも知れないという気持ちで購入サイトについて調べてみましょう。
信頼できるサイトを選ぶ
実際に存在するお店に行って購入する時、なんだか店員や店の雰囲気が良くないと買うのをやめることがあると思います。
ネット販売では直接店員や商品、店を見ることがないのでもっと不安になるべきです。
しかし画面に出てきた映像だけを信用してしまう傾向が強いと騙されてしまいます。
- 公式サイトや大手通販サイトを利用する:一般的に信頼性が高く、セキュリティ対策もしっかりしています。
- レビュー・口コミを確認する:他のユーザーの口コミやレビューを参考にし、怪しいサイトや商品は避けましょう。
- 連絡先の確認:販売会社の所在地や連絡先が明記されているか確認します。電話番号がないサイトは注意が必要です。
特に電話番号が表示されていない会社は要注意です。
また最近ではグーグルアースなどを使って住所を映像で見たり、住所や会社名を検索して全てが一致しているかを確認することもできます。
また購入品が洋服なのに、調べた会社が食料品の流通業者と言った場合も危険と判断しましょう。
個人情報の管理
プリペイドカードを使った事のない人にとっては、プリペイドカードでの支払い方法などがわからないことがあります。
支払先に相談すると丁寧な対応で、支払いの手順を教えてくれることがありますが非常に危険な状況にあります。
口頭で言ってもわかりにくいだろうと言って、スマホの操作方法から教えてくれる場合が多いです。
その時に画面を共有するように仕向けられることがあるでしょう。
何もわからないあなたには相手が自分のスマホ画面を遠隔で見ながら説明してくれるので安心できるように感じてしまうのですが、もうすでに詐欺の術中にはまっています。
説明の最中にはプリペイドカードだけでなくあなたの銀行口座や暗証番号を入力することもありますが、そこが詐欺犯の目的です。
プリペイドカード・銀行口座・キャッシュカード等を用いた説明時にあなたの個人情報を盗まれないように注意する必要があります。
しかし画面上では暗証番号は「*」や「●」の連続表示になるので大丈夫と思っていませんか。
あなたがパスワードを入れているキーパットも相手には映っているのです。
この瞬間を録画されていたらもう暗証番号はバレてしまったと思ってください。
また口座のページが開いた途端に残高が表示されてしまうこともあります。
この瞬間にあなたの貯蓄額もバレました。
この次の瞬間にネットバンクならあなたの口座にアクセスして暗証番号でログイン、中の残高を別の口座に移すだけなので数分で財産を奪われる可能性があります。
個人情報保護のためには以下の点も日常から注意が必要です。
- パスワードの強化 :数字、記号、大文字、小文字を組み合わせた強力なパスワードを設定する
- 定期的なパスワード変更 :定期的にパスワードを変更し、同じパスワードを複数のサイトで使いまわさないようにする
- 二段階認証の利用 :可能な場合は二段階認証を設定し、セキュリティを強化する
もしばれてしまったと思った時は、すぐに暗証番号の変更を行うか、銀行に連絡して詐欺に遭った可能性と口座の一時凍結を依頼しましょう。
ネット販売のサイトのリンクに注意
ネット上で良い物を見つけて買おうとクリックしたところ、関係なさそうなサイトが開いたり、先ほど見た写真とは違うものが写っている場合はそのページは閉じましょう。
また一度不審なサイトを開いた場合、しばらくして不審なメールが届いたり、招待するような形でURLが貼り付けてある場合があります。
不審なメールやURLはよく確認しましょう。
- メールの差出人を確認:差出人が公式のものであるか、メールアドレスに違和感がないか確認する
- リンクをクリックしない:不審なメールに記載されたリンクはクリックせず、公式サイトに直接アクセスして確認する
- 公的機関からの催促としてメッセージやメールが届く場合がありますが、返信するのではなくて自分から調べた電話番号などで確認の問い合わせをする
知らないメールは開けないようにしましょう。
URLも空けるよりも先によく見て見ると違和感があるものがあります。
サイトに誘導されるときに画面の上や下に会社名のロゴや企業名があるのを探しましょう。
もしあった場合はその企業名をキーワードにして検索してみましょう。
その時に表示されるURLを見比べます。
公的機関からの催促などは基本的にハガキか封書で届きます。
メールや電話の場合は一度切って、自分で調べた電話番号に問い合わせをしましょう。
なお公的機関はその場ですぐにプリペイドカードでの支払いを要求することはありません。
このように詐欺に遭わないための確認が必要です。
プリペイドカードの安全な利用方法
プリペイドカードは便利な支払い手段です。
しかし簡単だからこそ危険なリスクもあります。
以下の対策を講じることで、安全な利用方法を知っておきましょう。
- プリペイドカードの購入
- プリペイドカードの管理
- プリペイドカードの使用時
プリペイドカードは簡単に購入できて支払い時の便利さから使い慣れてくると便利なカードです。
しかしリスクを知っておく必要があります。
プリペイドカードの購入
プリペイドカードの購入は慎重に行いましょう。
知人や知らない人から「買ったけど使わないから」と言って直接買うのはやめてください。
すでに中の番号が知られて残高が使われている可能性があります。
- コンビニや公式サイトなど、信頼できる場所でプリペイドカードを購入する
- 購入時のレシートを保管し、カードの番号が盗まれた場合に備える
- 購入時に「詐欺に注意」の札がある場合、自分に当てはまっていないか確認する
特に購入先の人に買うように催促された場合は、買う前に一度消費者センターなどに相談しましょう。
また店員に使用目的を聞かれたらきちんと答えることで詐欺の一歩手前で助かることもあります。
プリペイドカードの管理
プリペイドカードはコンパクトで薄くあまり重要感がみられません。
しかし場合によっては5万円や10万円の価値があるのです。
自分のお金を守る目的でプリペイドカードの管理を怠らないようにしましょう。
- プリペイドカードの番号を他人に教えない
- 定期的に利用履歴を確認し、不正利用がないかチェックする
- 使い終わったカードでも特に商品がまだ届いていない場合は、被害届に必要になるので保管しておく
プリペイドカードの番号をスクショなどで保管してカードを破って捨ててしまうことを安全だと勘違いする人がいます。
あなたがその番号を使って現金化または消費する前に、破ったカードから番号を解読された場合、残高を先に使われてしまう危険性もあるのです。
PayPayなどは詐欺被害に遭った時に返金に対応してくれる場合がありますので、詐欺に遭った時のカードが必要になることがあります。
プリペイドカードの使用時
プリペイドカードは主に公式サイトやオンラインストアで使用します。
残高の使用条件はカード裏面の暗証番号です。
相手は電話やメールで入金を催促しますが、市役所や警察署、裁判所、銀行が早急な支払いを催促することはありません。
不審に感じた場合はすぐに警察やカード会社に相談しましょう。
インターネット詐欺に遭った場合の対処法
万一、インターネット詐欺に遭ってしまった場合の対処法についても知っておくことが大切です。
詐欺に遭った金額が大きいほど、ショックも大きいでしょう。
詐欺に遭った直後の感情として多いのは、怒り、悲しみ、不安、混乱といった状態になりやすいです。
いずれも冷静さを欠いてしまう状態ですので、できれば近くにいる信頼できる家族や友人に相談しましょう。
そしてその相談者の言葉を聞きながら、自身も落ち着きを取り戻してなるべく迅速な対応が必要になります。
- クレジットカード会社や銀行に連絡
- 警察に相談
- 弁護士への依頼
- セキュリティソフトの導入
被害に遭った深夜などで連絡が付かない部署もありますが、翌朝にはすぐに連絡しましょう。
クレジットカード会社や銀行に連絡
プリペイドカードでの被害に遭った場合や銀行口座と暗証番号がバレてしまった場合はすぐに連絡しましょう。
主な目的は3つあります。
- 詐欺被害が確認された場合、すぐにカード会社や自分の口座の銀行に連絡しカードを停止してもらう
- 相手の銀行に振り込んだ場合は相手の銀行の情報をもって、振り込み先の銀行に連絡する
- 取引履歴を確認してもらい不正利用がないか調べてもらう
すぐに動いてもらうことで相手の口座などを凍結して引き出せないようにしてもらうことも可能です。
警察に相談
詐欺に遭った場合は早めに警察に相談しましょう。
またカード会社によっては警察への被害届や被害相談の受理番号で、返金・補償手続きを取ってくれる場合もあります。
警察では詐欺に遭ったことを証明できるものが必要になります。
- 詐欺に遭ったことがわかるメールや文章
- 詐欺に遭ったサイトのURL、店舗名・住所・代表者・電話番号などの情報
- 詐欺に遭った時の通話記録やチャット記録
(チャット記録は消される可能性が高いのでスクショで残しておく) - お金を振り込んだことが証明できるスクショ
詐欺として立件することで犯人を捕まえることへの協力にもなります。
詐欺に遭ったことを証明できなければならないので証拠となる物は保管しておきましょう。
弁護士への依頼
弁護士への依頼は「法テラス」を優先的に相談しましょう。
詐欺被害が発生すると被害金の返還が真っ先に頭によぎると思います。
次に行うのはネットでの弁護士の検索です。
おそらくあなたの検索にマッチした弁護士が紹介されるでしょうが、あなたはその弁護士の知り合いでしょうか。
残念ながら弁護士の中にも誠意に欠ける弁護士もいます。
- すぐに契約すれば、相手の口座を押さえて返金できる!
- 過去の詐欺被害の変換率〇〇%!
- 〇〇市の詐欺なら私にお任せください!
このような謳い文句で検索時に上位に表示されることがあります。
個人的に知っている弁護士ならば信用できるでしょうが、詐欺に遭った直後の不安定な感情の中でネットで見つけた弁護士は本当に信用できるでしょうか?
詐欺被害の場合、実際には返還される金額や機会は低いです。
しかし弁護士も仕事を得るために被害者に必要とされる謳い文句をネットで公開しています。
実際には20万円ほどの着手金を払い、変換されるのは多くて5万円程度でしょう。
この5万円も本当に取り返せたのかわかりません。
もしかすると、弁護士が立て替えているだけかもしれません。
それでも弁護士は着手金と成功報酬で25万円ほど得るので、そこから5万円をあなたに払って、「これ以上犯人を探して返金を求めるのは無理でした」と言えばそれで依頼は終了です。
そこに5万円だけ返金されましたので、出費は50万円と言えます。
このように考えれば弁護士に依頼するのも慎重にならなければなりません。
おそらくネットで見つけた弁護士に相談すれば、一刻も早く契約して着手しましょうと促されますが、何かと似ていませんか。
そうです、詐欺師に早く支払うように催促された時と同じなのです。
弁護士に相談する場合は、直接弁護士本人に会って、弁護士である証拠の弁護士番号を聞きましょう。
またどの弁護士に相談すればよいかわからないと思いますので、その場合は各都道府県にある「法テラス」に相談に行きましょう。
法テラスでは直接弁護士に30分の無料相談ができます。
そしてどうするのが良いのかのアドバイスをもらえます。
悪質な弁護士による2重被害から身を守りましょう。
セキュリティソフトの導入
パソコンやスマホにはセキュリティソフトを入れて有効にしておきましょう。
インターネット上で商品を買おうとして不審なサイトにページがジャンプした時に、「このページは怪しいから閉じた方がいいよ」と誰かが教えてくれたら助かると思います。
怪しいサイトであることを教えてくれるセキュリティが「詐欺ウォール」です。
通常のセキュリティソフトはウイルスを削除したりすることが目的ですが、詐欺ウォールは詐欺のサイトだと警告することに特化したソフトです。
通常のセキュリティソフトと併用して使うことをおすすめします。
詐欺ウォールのメリットは以下の通りです。
- 過去の詐欺の実績を警察のデータを使って警告してくれる
- 不審なURLなどをAIが検知して警告してくれる
- 過去の詐欺犯の実績から新たな詐欺の傾向をAIが予測して警告してくれる
必要以上に警告を出されることもありますが、大金を騙し取られることを考えたら備えておく必要があると思います。
料金は30日間は無料でその後も月額は330円です。
ネット詐欺に遭わないための安全な取引のポイント
ネット詐欺に遭わないように安全なお買い物をするには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
いくつかの重要なポイントを押さえておくだけでも、詐欺にかかりにくく、また詐欺ではないかと早めに気付くことができます。
- 支払い方法の選択
- 商品の確認
- 取引相手の評価
ネット上では細かな文字でさまざまなことが書かれています。
ついつい面倒になって読まずに放置してしまいがちですが、そこに犯罪のきっかけを作る詐欺グループがあるのです。
支払い方法の選択
支払いに関しては自分の経験のある支払い方法を選びましょう。
支払い経験のない方法の場合は、知っている人に聞いたりネットで調べてから選ぶことが大切です。
また不必要な金額をプリペイドカードへチャージすることは避けた方がよいでしょう。
- クレジットカードやデビットカード、PayPayなど、セキュリティ対策がしっかりしている支払い方法を選ぶ
- 安全性を高めるために、プリペイドカードは必要な金額だけをチャージして使うことで、不正利用のリスクを減らすことができる
特に支払い方法がわからない時に購入先相手と画面共有をしながら説明を受けるのは危険です。
分らないことはカード会社などに問い合わせしましょう。
商品の確認
購入する予定の商品についても説明や写真を確認してスクショなどを残しておきましょう。
商品が届いた時に色や形・素材などが違うことで返品をしたいときに必要です。
警察や消費者センターに相談する場合に必要になります。
また返品やクーリングオフに関する文書をよく確認しておきましょう。
基本的には自己責任で購入するので確認は必要です。
取引相手の評価
ネットで購入しようとする相手がどのような会社なのかを知っておく必要があります。
実際に存在する店と違い、事務所だけや受付と倉庫発送とが違う場所にある場合も多いです。
そして口コミや評価を見ておく必要があります。
良くない評価や良くない口コミの場合は取引するのをやめた方がよいでしょう。
例えば商品について質問などを電話でしてみるなどで確認する方法もあります。
信頼できる会社と取引することは当然で、信頼できない会社との取引にはすぐに手を引きましょう。
まとめ
プリペイドカードを使ったインターネット詐欺はいくつかの種類があります。
- フィッシング詐欺
- 通販詐欺
- オークション詐欺
- プリペイド詐欺
上記のような詐欺があることを理解したうえで、信頼できるサイトを選び、個人情報を適切に管理することが重要です
また、プリペイドカードの利用時には、購入場所や利用方法に注意して不審な要求には応じてはいけません。
万が一詐欺被害に遭った場合は、速やかにクレジットカード会社や銀行、警察に連絡し、適切な対処が必要です
弁護士に依頼する場合は、知っている弁護士がいない場合は、まず「法テラス」に行くことをおすすめします。
あらかじめ詐欺サイトを検知することに特化した詐欺ウォールなどのソフトをインストールしておくことも防止策として有効です。
インターネットでの購入歴が少ない人でも、これらのポイントを押さえておくことで、安全にネット販売を利用し、家族の安全を守ることができます。
安心してインターネットを利用するために、ぜひ参考にしてください。
(執筆者 大田恵三)